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プリンが3つの理由とは?知らないとチコちゃんに叱られる!

プリンが3つ入りで売られている理由とは?

森永プリンやグリコのプッチンプリンって、必ず3つが一組になって売られていますよね?

一個で買うよりも安いので、ついつい買ってしまいますが、なぜ2個でもなく4個でもなく「3個」なのでしょうか?

家族の人数によっては1個足りなかったり、逆に1個余ってしまうことだってあるはず……。

そこで、ここでは

  • プリンが3つで売られる理由
  • ヨーグルトが4個組が多い理由

こんな疑問にお答えします。

※NHKの「チコちゃんに叱られる!」の放送前に先駆けてお届けします。

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プリンが3つの理由とは?

スーパーの冷蔵食品売り場に行くとプリンがたくさん並んでいますが、やっぱり手にとってしまうのは3つ入りのプリン。

今までまったく意識しなかったですが、よ~く考えるとどのメーカーも横並びのように「3つ入り」なのは不思議!

これはどうしてかというと

⇒おやつに「お母さん+子供2人」の合計3人で食べるケースが多かったから

そんな家庭の事情をメーカーが配慮して、3つ入りになったんですよ。

おやつの時間(昔は午後3時が定番)にはお父さんは会社で家にいません。

そこでちょうど3個だと「母親(1人)と子供(2人)」で人数分が足りる計算になるわけです。

森永プリン(3連)が発売された1976年(昭和51年)の家族構成は

  • お父さん
  • お母さん
  • 子供×2人(兄弟姉妹)

の4人が標準で、なんと全世帯の38%がこの構成だったそうです。

そんな事情に加えて、当時はまだプリンは「誰でも」食べるものではなかったらしく、男性は甘いものを食べないのが普通でした。

つまり最初からプリンは男性(お父さん)が食べることを想定していないわけですね。

メーカー側はそういった当時の家庭の事情や嗜好の傾向を考えたうえで3個入りを基本としたんです。

ちなみに私も1970年~1980年代に子供時代を過ごしましたが、プリンはおやつでよく食べたものの、父親と食べた記憶はありません。

父親世代はたしかに甘いものを今のように食べなかったですね。

ちなみに袋入りの焼きそばやラーメンが3食入りが標準なのも、お昼ご飯に母と子供の3人で食べる機会が多いからというのがその理由です。

現在でも3つ入りプリンが売れている理由

グリコプッチンプリン

今では男性でもスイーツ好きが増えているので、おやつの時間に一緒に食べなくても「お父さんの分のプリン」を買ってあげてもいいですよね?ひとりだけ仲間外れはかわいそうですから。

しかし現在でもデザート売り場に行くとグリコの「プッチンプリン」などプリンと言えば「3個入り」が基本。

コーヒーゼリーも3つ入りが基本ですよね。

これはどうしてかというと、現在の世帯構造に合わせているからという説が有力です。

1970年台は全世帯の38%が4人家族でしたが、2017年(平成29年)の調査によると

  • 1位・・・29.5%→夫婦と未婚の子供(3人~)
  • 2位・・・27%→単独世帯(1人)
  • 3位・・・24%→夫婦のみ(2人)

このように半数以上が2人以下に減ってきており、全世帯の平均では2.47人となっています。

核家族化や少子化が進んでいることを強く実感させられるデータですね。

そのため、たとえ父親がプリンを食べようが3個もあれば家族全員が食べられるので、現在でも3個入りパックが売れていると考えられます。

なぜヨーグルトは4個入りなの?

プリンと似たような売り方をしているのがヨーグルト。

しかし、プリンと違ってヨーグルトは4個入りで売られている商品がほとんど。

それはどうしてかというと……

⇒ヨーグルトは朝に食べる機会が多いから

ヨーグルトっていつ食べますか?

そう、ほとんどの人が「朝」と答えるでしょう。

トーストと卵焼きとコーヒー。

それにヨーグルトの組み合わせは洋食の朝ごはんの定番メニューですよね。

朝の食卓には家族全員が顔を揃えますから、プリンを食べる「おやつの時間」とは違ってお父さんの姿もあります。

ですから「4人家族の全員分」ということでヨーグルトは4個入りが標準となりました。

つまり「食べる時間(タイミング)」が大きく影響したんですね。

このように食べるシーンに合わせてメーカーが調整しているわけです。

それにくわえてヨーグルトという食べ物の「捉え方」も影響しました。

もともとプリンが「子供のお菓子ジャンル」だったのに対してヨーグルトは「健康食品ジャンル」だったため、好き嫌いは関係なく家族全員で食べるものというイメージで浸透していきました。

プリンはただのお菓子ですから、お父さんは無理に食べなくていい。

でもヨーグルトは体に良いからお父さんも食べたほうが良い。

そんなところからも4人家族が全員平等に1個ずつ食べられるようにと4個入りが定着していったと考えられます。

まとめ

プリンが3つ入りの理由についてまとめてきました。

あらためて要点を振り返ると

  • プリンはおやつに親子3人で食べるものだったから
  • 当時は4人家族が多く、父親は甘いものを食べなかったから

こんな2つの理由から3連パックが普通になったんですって。

私も兄妹ふたりで育ったので、まさにその想定にピッタリ当てはまります。

ただ、両親が共働きだったので3つ入りのお菓子はいつも最後の一個をどっちが食べるかで取り合いになりました。

今の子供は一人っ子が多いので、そんな喧嘩も珍しいのかもしれませんね……。

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